怒り解決のために過去と向き合って苦しむ人多発!解決にならないその理由

先日のブログで途中、
子どもの時に傷ついた脳
という言葉が出てきたので

「子どもの頃」という言葉から
「過去の自分と向き合う。」
「過去の感情の吐き出し。」
「インナーチャイルドを癒す。」

という解決方法が思い浮かんだ方も
いらっしゃったかもしれないな‥‥と

少し思ったのですが
そんなこと、なかったでしょうか^^?

一度カーッとなると
怒りが止められない
悩みを解決するために

子どもの頃など、
過去を思い出す必要はありません。

一度カーッとなると
怒りが止められない悩みの解決は
過去に触れないほうがうまくいくからです^^

今日のブログでは

一度カーッとなると
怒りが止まらなくなる方ほど
過去に触れないほうが
うまくいくのは、どうしてなのか?

これをお届けしたいと思っています^^

一度カーッとなると
怒りが止まらなくなる方ほど
過去に触れないほうがうまくいく理由は

一度カーッとなると
怒りが止まらなくなる悩みを
抱えている方の大半が、

過去に心が傷ついた体験を
されているからです‥‥‥。

過去を思い出して
過去の自分と向き合っても
今ここにいる自分が苦しむだけで
解決に直接繋がらないからです。

過去を思い出して
過去の自分と向き合っても
今ここにいる自分が苦しむだけに
なってしまうのは
脳の機能に秘密があります^^

脳は
「今、目の前に起きているなのか?」

それとも
「想像しているのか?」

それとも
「過去の出来事を思い出しているのか?」

この区別がつきません。

脳はその時、
リアルに感じたほうに機能するのです。

例えば
子どものころを思い出せた人がいるとします。

お母さんの機嫌が悪い時に
無視されるといつも
「お母さんなんで怒ってるんだろう?」って
考えて不安になって
お母さんに気を使ってビクビクしていた。

という、子ども時代を思い出すとします。

すると、

今ここで
お母さんに無視されて
いるわけではないのに
子どもの時に感じていた

大切にされてない
存在を否定されている
わかってもらえない
という気持ちが湧いてきて

今ここにいる自分も
悲しい、つらい気持ちで
いっぱいになってしまいます。

それは過去の自分の
心が傷ついていたからです。

今ここで
お母さんに無視されて
いるわけではないのに

思い出して話していると
涙が出てきたりしますよね。

それこそが、
脳は過去と今の区別がつかないから
起こる反応なのです。

悲しい、つらい気持ちが
怒りに変わり
今ここの自分が
お母さんへの怒りを感じることだってあるはずです。

今ここで
起きた出来事ではないのに

脳としては
「今ここでお母さんに無視されている」
のと同じなのです。

だから今ここで
お母さんに無視されたのと同じ反応を
今ここの自分の心と身体に出するのです。

楽しい思い出の場合は
何度思い出しても
今ここの自分まで楽しい感情になるので
つらくならないのですが‥‥

つらかった過去を思い出しても
今ここの自分を苦しめるだけになってしまうのです‥‥。

しかも
過去を思い出して
今ここの自分が苦しんでも

わかるのは
自分の心が傷ついた【原因】だけです。

私は子どもの頃
悲しかったんだ。
大切にされてないと感じていたんだ。
存在を否定されていたと感じていたんだ。

だから

今、私は
一度カーッとなると
怒りが止まらなくなっているだな。

子どものころに原因があったんだ!
ということがわかっても

じゃあ、怒らないために、どうしたらいいの?
という、

一番知りたかった疑問は解決されないのが
つらいところなんです。

過去と向き合って原因は
わかったけれど、

一度カーッとなると

怒りが止められない自分は
そのままです。

どうしたらいいのでしょうか。

というご相談を
本当に本当に、よくいただくのです。

一度カーッとなると怒りが止められず、
怒りたくないのに
怒ってしまうのは本当につらいですし、

怒った後自分を責める時間も
とてもつらいですよね。

怒ってしまう悩みを解決して
つらい今の自分をラクにしたくて
一生懸命過去と向き合ったのに

今ここにいる自分の気持ちが
さらにつらくなったり
落ち込んだりするだけだったら、
誰だって嫌ですよね。

つらいと感じることは
もうこれ以上、やらなくていいんです。

今までもつらい思いをしながら
がんばってきたのですから^^

私自身も
一度カーッとなると怒りが止められない悩みを
抱えていたのですが

悩みを解決したくて
7年間取り組んでいたのが

カウンセリングを受けて
過去の自分と向き合うことでした。

その当時は息子のために
感情的に怒る自分を変えたい一心だったのですが

過去を思い出すのは
私にとっては苦行そのものだったんですよね。

カウンセラーの方の前で
毎回泣いてしまうのも恥ずかしかったですし
泣いてぐったりして

過去を思い出した後
嫌な疲労感が残り
気分が落ち込んで戻らず

そのわりに
怒ってしまう自分はそのままだった‥‥。

なんで何度も過去を思い出して
つらい気持ちにならないと
解決しないのはどうして!?

という疑問をずっと持っていたのです。

そんななか
あきらめず
探し出し続けて出会ったのが
つらい過去を思い出す苦しみを感じない方法でした^^

私は
過去を思い出すのを
やめたことがきっかけで

一度カーッとなると止まらない
怒りから解放されたのです^^!

「過去の自分と向き合う。」
「過去の感情の吐き出し。」
「インナーチャイルドを癒す。」

という解決方法が一般的ですが、

つらい過去を思い出す苦しみを
感じないほうがうまくいきます!!!

次回は
つらい過去を思い出す苦しみを感じることなく
心の傷を癒して
怒りから解放されて

子どもと笑い合えるようになった
受講生の方をご紹介しますね^^

つらい過去に触れることなく
爆発する怒りから解放されて
穏やかな愛情を注げる私になれる

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